rucacoのおままごと日和。

興味のあることやればいいじゃない。

ただの菌の培養と化したいちご酵母

どうも、Twitterrucaco_bcをしてるrucacoです。

気づけば丸一か月まるまるっと更新してませんでした...!
これはアカンやつ。

今回はいちご酵母に手を出してみました。
季節のフルーツを使って酵母を起こすことができたらプロっぽくてかっこいいじゃない!!という、そういう簡単な理由からはじめたのです。


お供えしたいちごを冷蔵庫で冷やしたものを使いました。
パックを開けると、いちご同士がぶつかり合って少し潰れているものやカビが生えているものなどなど(普通にスーパーで買いましたが)訳ありです。

スーパーで買っても2日経ったら大抵のいちごはカビてるのどうにかならないものか。
生魚みたくいちごも"""足が速い"""

で、でも、発酵が早くなりそうだから熟れ過ぎたものの方がいいかなって思ったりもします。
※ちゃんとカビのものは捨て、痛んだところは切りました。

さて、準備はできた。作ろう。


いちごのヘタを入れた方がいいと言うブログも入れない方がいいというブログも見て考えた結果、今回は入れない方向で作ります。

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さっと水で洗ったら煮沸消毒した瓶に、粒のままのものや1/2、1/4になど不揃いに切ったものを入れました。
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そして浄水器に通した水をひたひたになるまで入れてこれを放置。
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自家製酵母になるまで

実はこれを作ったのは4月7日のお昼の事でした。
それから常温放置で1か月が経ちました。
発酵がなかなか進まず、途中で砂糖を大匙1入れてみたり、冷蔵庫に入れて雑菌の繁殖を抑えるだのなんだのやってみましたが蓋を開けたら、フレッシュないちごのいい香りというものがなかったのです。
ですが可もなく不可もないような香り。

この流れからして自家製酵母を使ってパンを焼くのは危険と判断しました。半月くらいから実験と称して菌の培養がはじまりました。

このまま放置したらどうなるのか

3日ほどで二酸化炭素が多くなり開けた時にプシュー!と音がします。
・・・というのがよくある自家製酵母を紹介するブログに書いてあります。
毎日蓋を開けてかき混ぜましたが1週間経ってもこの状態に仕上がりませんでした。
実験に路線変更してからは、1週間蓋を開けずにひらすら放置(捨て忘れただけ)
悪臭と分かっていても1度開けてみました。

なんと、泡プシュー!!となったのです。

それから数日して中の果肉を半分ほど捨てたら蓋を開けた時のプシュー!!はなくなりました。

実験結果のまとめ

  1. 自家製酵母は1週間で発酵が進まなかったら素直に捨てる。
  2. ある程度の室温がないと3日では発酵しない。
  3. フレッシュないちごの香りを信じる。
  4. 発酵するにあたって糖分が必要である。
  5. 雑菌との決別。


この5つの点を守ればだいたいできるのでは...?


余談。
今日もキッチンに奴(いちご酵母の入った瓶)がいます。捨てるに捨てられません。愛着があるのかと考えましたが、あったとろこで変態以外のなにものでもありませんでした。

おしまい。